歯周病は様々な全身疾患のリスク

口腔ケアと歯周病

歯周病は様々な全身疾患のリスク!!

口の中には何百種類という細菌が生息していますが、口から体の中に入り込むと様々な病気(心臓病、肺炎、脳梗塞、糖尿病、早産等)を引き起こす事が知られ、医科でも問題になっています。

歯周病とは

歯周病は歯槽膿漏とも呼ばれており、歯肉に炎症が引き起こされ、放置しておくと膿が出たり、口臭がひどくなり、歯を支える歯槽骨を破壊し、最後には歯が抜け落ちてしまう病気です。

歯周病の最大の原因は歯垢です。

歯周病は、歯垢内で歯周病菌がどんどん繁殖する事で悪化します。歯磨きをしっかり行い、歯垢をためない事が歯周病の一番の予防策です。

歯周病を悪化させる要因

歯周病を悪化させる要因が、歯周ポケットの中に隠れて見えない歯石です。

歯石とは、プラーク(歯垢)が固まったもので、骨の吸収に悪影響を及ぼします。目で見えるところに付く歯石よりも、歯と歯茎の隙間に隠れて見えない歯周ポケットの中の歯石(歯肉縁下歯石=しにくえんかしせき)が歯周病を悪化させます。

歯石は歯ブラシでは除去できないので、歯科衛生士の協力が必要になります。